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Jw_cad で建築cad検定に独学合格しよう! 準備編その2

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前回、Jw_cadをダウンロードしました。今回は、Jw_cadを操作する上で重要になるレイヤーについて解説していきます。

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レイヤーとグループ

レイヤーについて

Jw_cadだけではなく、ほとんどのCADソフトには、レイヤーとグループという概念があります。

まず、レイヤーについて説明します。

簡単に言えば、レイヤーというのは、一枚の紙の事です。便宜上、透明な紙だと思ってください。

Jw_cadには0番から9番、A番からF番の16種類のレイヤーがあります。

 

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初期設定では画面の左側にある数字とアルファベットが並んでいるボタンが2種類並んでいます。左側にある方がレイヤーのボタンです。数字やアルファベットが○で囲まれている方がレイヤーと覚えてください。

建築CAD検定では、レイヤーやグループの設定は任意とされていて、レイヤーやグループを必ず分けなければならないというルールはありません。

しかし、CADオペレーターなどで仕事をするときにはレイヤーやグループを使いこなせると作業効率が上がりますので、使いこなせるようにしておきましょう。

レイヤーを分けることによって、パーツごとに分類しながら描写することで、それぞれ別々に表示したり編集することができます。

0番レイヤーが一番上、F番が一番下になります。つまりF番から上に紙を重ねて行って、一番上に来るのが0番ということになります。ただし、Jw_cadの場合は、レイヤーよりも描写した順番が優先されます。少し複雑な話なのでなんとなくで大丈夫です。必要になった時に調べたほうが混乱しなくてすみますので、ここでは、レイヤが0番からF番まである、ということを覚えておけば問題ありません。

 

グループについて

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グループは、数字やアルファベットを□で囲んでいる方です。

こちらもレイヤーと同じく0番から9番、A番からF番の6種類があります。グループはレイヤーを入れているフォルダだと思ってください。

つまり、一つのグループの中に16枚のレイヤーが入っています。

ですから16グループ×16レイヤーありますので、組み合わせは256通りあります。

同じ0レイヤーでも、5グループとDグループの0レイヤーは別のものということです。

基本的には一つの図面で書分けするときはレイヤーで分けますので、0グループの0レイヤーに躯体を書いたら、1グループの0レイヤーに建具を書くということはなく、0グループの1レイヤーに書くということが多いです。

Jw_cadの場合は、グループごとに尺度を変えることができます。しかし、レイヤー毎に尺度を変えることができません。なので、同じ図面の中で尺度をかえて描かなければいけない場合などにグループをかえて作業します。

レイヤーやグループの使い分け方は会社というよりは個人単位で違うので、会社や指示された人、元のデータなどに従いましょう。印刷すれば、グループやレイヤーの概念は関係なくなりますので、あくまで作業上の概念になります。

建築CAD検定では尺度を代えて書く図面はないので基本的にはグループをかえて作業する必要はありません。レイヤーのみかえて作業していきます。

 

レイヤーグループの表示・非表示

レイヤーとグループは、アクティブレイヤ・編集可能レイヤ・表示のみレイヤ・非表示レイヤの4種類の設定があります。レイヤーとグループどちらも同じ操作方法です。

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レイヤー(左側)を見てください。○が赤くなっているのがアクティブレイヤーです。つまり、0グループ(右側)内の0レイヤーが今現在書き込むことができるレイヤーということです。作業するときは、アクティブレイヤーを確認してから作業するようにしましょう。

アクティブレイヤーの選択方法は、アクティブにしたいレイヤーの数字やアルファベットの上で右クリックをします。

 

次に、0グループ内の1レイヤーです。○の印がなく、数字だけになっています。これは表示のみレイヤーになっているということです。このレイヤーにあるものは、画面上に表示されますが、編集はできません。ただし印刷はできます。*1描写画面上ではグレーで表示されます。ロックの意味合いがあります。

表示させたいけど、編集したくないという時に使います。アクティブになっているときはこの操作はできませんので、一度他のレイヤーをアクティブにしてから、該当レイヤーを左ダブルクリックします。

 

そして、0グループ2レイヤーは、印も数字の表示もありません。これは非表示レイヤーです。編集も描写もできません。もちろん表示もできませんし、印刷もできません。とりあえず図を描きたいが、完成した図面には必要ないという時や、一つのレイヤーだけ表示して、他は非表示にすることで編集をしやすくします。表示のみレイヤーを同じく、アクティブになっているときは非表示にすることができませんので、アクティブレイヤーを別のレイヤーに変更します。該当レイヤーを左クリックで非表示にすることができます。

 

最後に、編集可能レイヤーです。アクティブではないが、編集する事ができる、という意味です。書き込むのはアクティブレイヤーですが、線を消したり、線の種類を変えたり色を変えたりすることができます。新しく書き込むこと以外ができます。

もちろん、印刷もされます。

編集可能レイヤーは、数字やアルファベットと共に、黒い○*2が付いていれば編集可能レイヤーということになります。つまり、3レイヤーからFレイヤーが編集可能レイヤーということになります。

初期状態は編集可能レイヤーになっていますから

編集可能レイヤー左クリックで非表示

非表示レイヤー左クリックで表示のみ

表示のみレイヤー左クリックで編集可能

という風に推移します。これもアクティブレイヤーのままではできないので、変更したいレイヤーを非アクティブにしましょう。

 

編集可能レイヤー、非表示レイヤー、表示のみレイヤーは右クリックでアクティブにすることができます。アクティブレイヤーを右クリック*3することでレイヤー一覧が開きます。どのレイヤーに何が描かれているか一覧で確認することができます。

レイヤー一覧

このように、一覧が出てきます。

 

各レイヤーの機能を整理すると以下のようになります。

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整理します。

編集可能レイヤーが初期設定です。

編集可能レイヤーを右クリック⇒アクティブレイヤー

編集可能レイヤーを左クリック⇒非表示レイヤー

編集可能レイヤーを左ダブルクリック⇒表示のみレイヤー

 

非表示レイヤーを左クリック⇒表示のみレイヤー

非表示レイヤーを右クリック⇒アクティブレイヤー

表示のみレイヤーを左クリック⇒編集可能レイヤー

表示のみレイヤーを右クリック⇒アクティブレイヤー

 

つまり、左クリックで、編集可能レイヤー⇒非表示レイヤー⇒表示のみレイヤー⇒編集可能レイヤーと循環します。

描写レイヤーを変えるときは右、それ以外は左と覚えましょう。

グループでも同じです。

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プロテクトレイヤー

 建築CAD検定には必要ありませんが、実務で使うこともあるプロテクトレイヤーについて説明します。

CADを使って製図をする場合、自分が作ったものを他人が編集することはよくあります。その際に、変更を加えてほしくないレイヤーを保護する役割があります。ですから、書き込みや編集はできません。

プロテクトレイヤーには

表示・非表示を変更できるもの ○

表示・非表示を変更できないもの  ×

があります。

表示・非表示の変更が出来るプロテクトレイヤー ctrl+左クリック

表示・非表示の変更ができないプロテクトレイヤー ctrl+shift+左クリック

で設定することでができます。解除も同じ方法で行います。*4

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3レイヤーが表示方法を変更できるプロテクトレイヤー

4レイヤーが表示方法を変更できないプロテクトレイヤーになります。

プロテクトしてありますが、他の編集者が解除する事ができますから、これはいじらないでね、という印になります。×のプロテクトレイヤーにしておけば、印刷されないというミスも防げますので、編集の必要はないが必ず印刷してほしいレイヤーなどについていることもあります。

 

おわり

 今回はレイヤーについて簡単に説明しました。レイヤーやグループには名前を付けたり、縮尺の設定をすることができます。そのあたりは建築CAD検定対策の中で解説していきます。

 

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*1:設定により、印刷しない方法もあります

*2:グループは黒字の□

*3:編集可能レイヤー、非表示レイヤー、表示のみレイヤーの場合は右ダブルクリック

*4:グループも同じ方法で設定・解除ができます

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