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よーじ通信

底辺社内ニートがプログラミングや役に立ちそうなネタを書いています

よーじ通信

5歳児を将来アンドロイドサイエンティストになれるように鍛える方法を考える

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僕には甥っ子がいる。姪っ子もいる。

もうすぐクリスマスなので、伯父さんは、毎年恒例のサンタをやらなければならない。いや、別に義務ではない。どちらかと言えば趣味である。サンタの伯父さんはクリスマスプレゼントにプログラミングができるおもちゃをあげたいと考えた。

 

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プログラミング授業の必修化

僕が生まれてから26年後の同じ日に甥っ子はこの世に生を享けた。恐ろしいことに2010年代生まれだ。未来に生きている感じがすごい。生まれたときにはiPhoneがあって、42型の液晶薄型テレビで仮面ライダーをブルーレイで見ている。やっていることは大して変わらないのに、すごく未来だ。彼は僕がわからないレコーダーの操作をマスターしている。

そんな彼らが30歳になって見る世界は、車が空を飛んでいるだろうか。

2010年代生まれの彼らを育てるのは、まだインターネットがこの世に存在していない時代に生まれた1980年代生まれの人間だ。

2010年代生まれの彼らが生きる未来は、僕らの想像を遥かに超えるか、もしくは僕らが描いたSFの世界が現実となっているか、とにかく今はまだ想像上の世界なことは確かだろう。

情報技術はどこかのゴールに向かっているのではなく、常に何かになろうとする流れの中にいる。

2020年には、小学校でプログラミングの授業が必修となると言われている。

techacademy.jp

これが実行されれば、甥っ子が小学校3年生の時に、プログラミングに触れることになるだろう。巷では、既にプログラミング教室が密かなブームになりつつある。

www.robot.chuoh.com

先日、新聞に「kicks那覇校」の折り込みチラシが入っていた。沖縄はITの波はすごく早い。

 

子どもはプログラミングに興味を持つだろうか

はっきり言って、僕はプログラミングが全くわからない。最近まで、システムエンジニアが何をする人なのかよくわかっていなかった。今でも、インフラ構築だとかよくわからないことだらけだ。大人が興味の持たないものを子どもが興味を持つだろうか。

興味のない大人の中で育つ子どもは、プログラミングに興味を持つ機会がどんどん遅くなっていくだろう。

 

本格的なプログラミングにおいては、中学生ぐらいから始める方が効果的という見解もある。基本的な日本語の語学力が安定しないことにはあまり効果がないという理由からだ。

正論だと思う。早い段階でプログラミングに触れる意義は、ハードルをとにかく下げて成功体験を持たせておくことで、本格的にプログラミングを学んだ時にぶつかる壁を自力で超えていく力をつけることだ。楽しい、面白いというイメージを最初に持っておくことで、苦手意識を持たないようにすることが重要だろう。

 

僕らは中学校から6年間英語を学ぶ。それでも大半の日本人は英語ができない。苦手意識を持っている人も多いだろう。最初に英語に触れたのが授業だったせいで苦手意識を持った人もいただろう。授業は過程ではなく結果を求められる世界だ。遊びの中で触れることができていたら、意識が変わっていたかもしれない。

 

プログラミングが必修化して、プログラミングを誰もが体験する世の中になったのに、苦手意識だけが蔓延してしまったら本末転倒である。

そのようなことにならないためにも、結果ではなく過程を楽しめるような機会があるべきだ。

 

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5歳児にむけたププログラミング教材

5歳時の甥っ子が遊びながらでプログラミングに触れることのできるものを探してみた。

ルビィのぼうけん

 4歳の女の子が宝石集めの冒険をする絵本である。プログラミング言語は一切出てこないが、プログラミングの本質を絵本で学ぶことができる。4歳から11歳を対象としている。フィンランド生まれだけあって、主人公が女の子というのがいい。冒険の主人公と言えば男の子と相場が決まっている。きっと2000年代の少年少女たちはもっとジェンダーフリーの中で生きていくだろうから、プログラミングに興味を持つ女の子が増えるきっかけにもなるだろう。

 

5才からはじめるすくすくプログラミング 

 iPadアプリ「ScratchJr」を使ってゲーム感覚で実際に動かしながらプログラミングの基礎を学ぶことができる。ScratchJrはブロックを組み合わせて、スクリプト*1を作れる。ScratchJrはビジュアルプログラミングと呼ばれ、マウスやタブレットのタッチだけでプログラミングができる。言語を使用しないので、幼児でもとっつきやすい。ゲーム感覚で遊べるので、同じゲームに夢中になるのならこういうものもアリかもしれない。

 

幼児でもできるプログラミングおもちゃ コード・A・ピラー

 

 矢印が書かれた胴体を組み合わせて、芋虫を目的地まで動かす仕組み。光ったり音が鳴ったりすることで興味を引きそうではある。あまり小さいとその意図を理解しなさそうだし、もう少し大きいとすぐに飽きてしまいそうではある。

 

ブロック感覚でコーディングして動かすロボット Cubetto

www.primotoys.com

 

ボードと呼ばれる木の板にブロックをはめ込むと、その通りにロボットが動いてくれる。かわいらしい見た目と、ブロック遊びのように感覚的にできる事が特徴だ。マップと呼ばれるものイラストの上で動かせば、目的地に向けて大冒険の始まり!

大人がみても楽しめそうなプロダクトである。難点は少々お高いところ。

 

画面の中を画面の外から動かす Osmo Coding

www.playosmo.com

以前、メタファーに先に触れた子どもは、メタファーを作った大人の意図しない動きをする、という記事をどこかで読んだ。

iPhoneで遊び慣れた甥っ子は、テレビをスワイプして画面を変えようとしていた。僕はその瞬間、時代が変わるなと感じた。

ict-toolbox.com

 

そこで、このOsmo Codingの登場だ。画面の中を動かすのは、画面の外にあるブロック。ブロックを並べて、実行ブロックを押すと命令が画面の中で実行される。

自分の手で組み合わせて、実物をプッシュする行為というのが思いの外、子どもの体験として重要なのだ。ブロックもよくデザインされている。タブレットが必要なのがネックかな。

 

電子工学にも触れておこう

プログラミングでできることは、何も画面の中を動かすことだけじゃない。AIだって、プログラミングで動いている。

さすがに5歳児にはロボットを作るキットなどは早すぎるので、もう少し大きくなったら、まずは電子回路を学べるおもちゃを体験させてあげたい。

 

 正直、僕はこの電気回路がとても苦手である。なので、正直僕がこれで遊びたい。ハンダ付けがいらず、スナップで回路をつなぐ。本体部分はプラスチックなので電気を通さないため安全に使う事ができる。

 

ブロックでロボットを組み立て、プログラミングでコンピュータ制御ができるキットもある。

これが小学生を対象としてるっていうんだから驚きである。大人がボトルネックになってしまうのもうなずける。

ただ与えただけでは、子どもが自主的にできるようになるものでもない。一緒に体験し学んでいかなければ、こどもに機会を与えたことにはならない。

 

おわりに

この10年で技術は驚くほど飛躍的な変化を成し遂げて来た。その変化についていけなければ、子どもたちが時代の流れにとり残され、一部の流れに乗れた人間だけの世界になっていくのは必然かもしれない。

インターネットが市井の人ものになったように、プログラミングや人工知能が、今のスマートフォンレベルまで降りてくることは容易に想像がつく。

そのときに、いち受信者として在るか、発信者になり得るかは、周りの大人が作る環境にも寄与するだろう。

とりあえず、サンタの伯父さんは、Osmoの購入を検討してみるよ。

 

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*1:簡易的なプログラムのこと。プログラミングにはそれを機械に実行させるために、機械語に翻訳する必要があるが、スクリプト言語がそれを行わずに実行させることができる

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